東をどりは、一見さんお断りの新橋花柳界を年に一度垣間見ることができる特別な機会です。
その歴史は古く1925年(大正14年)新橋の芸者衆の芸を披露する場として新橋演舞場が創立され、そのこけら落としとして行われたのが東をどりの始まり。今年で99回を迎えました。
幕間には芸者さんと一緒に写真を撮ったり、様々なお酒や料亭自慢の豪華なお弁当やお手頃なおつまみを楽しむことができ、堅苦しさはなくお祭りのようです。舞台も華やかで初心者でも親しみやすく、最後には黒紋付の芸者さんが一堂に会し手拭いを投げとても盛り上がりました。
私が東をどりを知ったのはほんの数年前。今回ご一緒した友人たちも全く知らなかったそうです。後日ネットを検索してみてもあまり情報はなく(歴史があるので過去のものまで含めればたくさん出てきますが)画像もあまり公開されず認知度の低さは否めません。大変もったいない事です。
芸者は世界的に有名でありながら日本人でも本物の芸者さんを見たことがある人は少ないと思います。来年は記念すべき100回目。ご存じなかった方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
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福岡県在住 岡沢様より
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